世界の重機特集
世界の重機特集

分銅にもいろいろな形があります

皆さんも、小学生の時に理科の授業で、天秤ばかりを使って重さを量ってみたことがあるかと思います。

例えば10グラムのスチールウールを量り取りたい場合、まず片方のお皿に10グラムのおもりを載せます。

次に天秤ばかりの針が中心を指すまで、もう片方のお皿にスチールウールを載せます。

このような時に使うおもりには、下記URLにあるような分銅が用いられます

https://taisho-balance.co.jp/productlist/上部にややくびれがあって、側面に重さが刻印されている形状を思い出されたかと思います。

それ以外にも軽いものの重さを量るための薄い板状のもの、ばねばかりに吊るして量るための切れこみが入っているもの、クレーン車が倒れないように重しとして用いるものなど、用途に応じて色々な形があります。

分銅は、重さの国際規格に合格するようあらかじめ作られ、精度が保証されています。

化学工業や薬品の研究開発の場では、物質の重さを高精度に量りとって使いますので、その際に用いる分銅が正しい重さであることは前提条件であり欠かすことができませんが、手の油が付着したり、錆びてしまったりすると重さを量る際に誤差が生じてしまいます。

取り扱い時には、手袋を着用してピンセットで持つとともに、保管時には専用ケースにしまっておくことが重要です。

また購入店または専門機関に依頼して定期的に校正してもらうことをお勧めします。