
人間のすべての活動に廃棄物が出ることは避けられません。
もしゴミを集配するサービスがないなら大変なことになります。
ひと昔前まで、ゴミは山や海に廃棄していました。
今は自治体がそれぞれ集配してゴミ処理場で適切に処分しくれます。
これはあたりまえのことではありません。
焼却して処分することが一般的ですが、プラスチック容器や紙類はリサイクルされます。
日本は過剰包装が問題になっていますが、ゴミの量も世界屈指です。
一人一人が不要なものをできるだけ出さないような工夫は欠かせません。
加えて企業にはさらに大きな責任があります。
食物残渣乾燥機はその名の通り、残渣を乾燥させるものです。
乾燥させることで、より処分しやすくなります。
自然の循環システムの恩恵にあずかるには、水分を取り除くことが大事だからです。
たとえば野菜の皮などを土の中に埋めておくと、自然になくなっていきます。
土の中の虫やバクテリアが自然分解してくれるからです。
その作用を早めるには水分を取り除いておくことが欠かせません。
食物残渣乾燥機は簡単に言えば風を送って乾燥させるシステムになっています。
ちなみにビニール類は土の中で何十年も存在すると言われています。
海の中でも同じですから、ビニール製品は出来るだけ避けた方がエコロジーと言えます。
実際国によってはプラスチックのストローが禁止されています。
その代わりに紙製で代用するので、自然に優しい方法です。